
ソフトテニスのプレーに大きな影響を及ぼす道具が「ラケット」です。
あなたは自分に合ったラケットを選ぶことができていますか?
ラケットにはそれぞれ特徴があり、自分のプレースタイルや実力に合ったラケットを選ぶことが非常に大切なんです。
そこで今回は自分に合ったラケットの選び方を紹介していきたいと思います!
自分に合ったラケットの選び方
ラケットを選ぶときには、7つのポイントを踏まえて選ぶ必要があります。
⑴ラケットの形
ソフトテニスのラケットには2種類の形があります。
ひとつは「1本シャフト」のラケット。
スウィートスポットでボールを捉えることができれば、正確でパワーのあるボールを打つことができます。
シャフトが1本なので、力がダイレクトに伝達されるからです。
もうひとつは「2本シャフト」のラケット。
面の安定性が高く、ラケット操作がしやすいです。
そのため一昔前までは、
・ストローク重視の後衛は1本シャフト
・ネットプレー重視の前衛は2本シャフト
と言われていました。
しかし今のルールでは、前衛も後衛も関係なくストロークもネットプレーもこなす必要があるので、基本的には2本シャフトのラケットをおすすめします。
操作性の高い2本シャフトのラケットの方が、全てのプレーに柔軟な対応ができるからです。
ただ1本シャフトを使っている後衛の方を見ると、こだわりがある感じがしてかっこいいとも思います!笑
⑵ラケットの面のサイズ
ラケット面が大きいと、楽にボールを飛ばすことができます。
しかし締まったボールを打つことが難しく、またコントロール性もあまり高くありません。
逆にラケット面が小さいと、ボールを飛ばすことが難しいです。
その代わりにラケットをしっかりと振ることができる選手が使うと、狙ったコースに速くて締まりのあるボールを打つことができます。
そのため、
・初心者はラケット面が大きいラケット
・上級者はラケット面が小さいラケット
を選ぶべきですね!
⑶ラケットの重さ
軽いラケットは扱いやすく、ネットプレーで遅れることが少なくなります。
しかし速いボールに対して打ち負けることがあり、また重いボールを打つことも難しいです。
逆に重いラケットは扱いづらく、振り遅れてしまうことがあります。
その代わりに安定感が高く、また重いボールを打ち込むことができます。
ラケットの重さに関しては好き嫌いが分かれますが、私は重めのラケットをおすすめします。
なぜなら小さい動作で楽にボールを飛ばすことができるため、チップなどのミスが減るからです。
そのため自分が扱えるギリギリの重さのラケットを選ぶようにしましょう!
⑷ラケットのバランスポイント
ラケットの重心(バランスポイント)が、グリップ側にあるか、ヘッド側にあるか、これはラケットの重さよりも大切なポイントです。
重心がヘッド側にあるトップヘビーは、遠心力をフルに使うことができるため、力強いストロークを打つことが可能です。
しかしラケットを振ったときに重く感じるため、スイングスピードをトップに持っていくまでに時間がかかります。
逆に重心がグリップ側にあるトップライトは、遠心力をあまり使うことができないため、力強いストロークを打つことが難しいです。
しかしラケットを振ったときに重さを感じないため、一瞬でスイングスピードをトップに持っていくことができます。
つまり、
・ストローク中心の後衛はトップヘビーのラケット
・ネットプレー中心の前衛はトップライトのラケット
を選ぶべきということです!
⑸ラケットの長さ
長いラケットはよくしなるため、力強いボールを打つことができます。
しかし身体に近いボールを処理することが難しいです。
逆に短いラケットはしなりが少なく、力強いボールを打つことが難しくなります。
その代わりに打点が近いため、ボールを正確に捉えやすく、身体に近いボールの処理もしやすいです。
両者メリット・デメリットはありますが、私は長いラケットをおすすめします。
なぜなら身体に近いボールの処理よりも、ラケットのしなりの方が断然大切だからです。
また単純にラケットが長いということは、守備範囲もその分広がるということなので、強いこだわりがなければ長いラケットを選びましょう!
⑹ラケットの硬さ
スイングしたときにラケットがどれだけしなるか、これがラケットの硬さで、非常に大切なポイントです。
柔らかいラケットはよくしなるため、楽にボールを飛ばすことができます。
しかし締まったボールを打つことが難しく、またコントロール性もあまり高くありません。
逆に硬いラケットは遅いスイングではしならないため、ボールを飛ばすことが難しいです。
その代わりにラケットをしっかりと振ることができる選手が使うと、狙ったコースに速くて締まりのあるボールを打つことができます。
そのため、
・初心者は柔らかいラケット
・上級者は硬いラケット
を選ぶべきですね!
⑺グリップのサイズ
グリップのサイズに関しては、細すぎても太すぎてもいけません。
・グリップが細いほど力が伝わりやすい→後衛は細いグリップ。
・グリップが太いほどインパクト時にグリップが安定する→前衛は太いグリップ。
などと言われますが、
気にせず自分が「最も力を込めて握りやすいサイズ」にしましょう。
グリップは重ねて巻くことで太くできますが、細くすることはできないため、迷った場合は細いグリップを選ぶと良いですよ!
まとめ
今回の内容をまとめると、
⑴ラケットの形
・基本的には2本シャフト
⑵ラケットの面のサイズ
・初心者はラケット面が大きいラケット
・上級者はラケット面が小さいラケット
⑶ラケットの重さ
・自分が扱えるギリギリの重さのラケット
⑷ラケットのバランスポイント
・後衛はトップヘビーのラケット
・前衛はトップライトのラケット
⑸ラケットの長さ
・長いラケットがおすすめ
⑹ラケットの硬さ
・初心者は柔らかいラケット
・上級者は硬いラケット
⑺グリップのサイズ
・最も力を込めて握りやすいサイズ
といった感じですね!
このようにラケット選びは非常に奥が深いです。
最高のパフォーマンスを発揮するために、自分に合ったベストなラケットを見つけましょう!
最後までありがとうございました。
SNSで拡散してもらえると嬉しいです!
関連記事は下からご覧下さい。
ツバサでした!
スマッシュで失敗しないための構えとか、振りまでの動きを教えて下さい!
コメントありがとうございます。
長くなってしまうので、また記事として特集させて頂きますね。
いつも楽しく拝見しております。
私はトップライト気味のラケットで後衛とシングルスをするのが好きで、今のラケットはGSR9のsl1を使っています。次の1本として、ツバサさんと同じナノフォース8vのトップヘビーカスタムを頼もうかと思っているのですが、ツバサさんの8vの場合、どれくらいの重さでストロークが一番しっくりきていますか?260とか270グラムくらいですかね?
8V良いですよね。私は基本的にSLかFの重さを使用していますよ!
初コメントすみません
今度ヨネックスのラケット(ネクシーガ)
を、買おうと思ってるのですが
友達にとても反対されてしまいます
ヨネックスのラケットはダメだよ
と言われて、買うのを迷っています。
中学からジストを使っていたのですが
どうすればよいでしょうか
(ポジションは前衛です)
ヨネックスがダメなことなんて全くもってありません。
ヨネックスもジストも両方とても良いラケットです。ただどちらがいいかは本人の好みやプレースタイルによって変わってくるので、試打を重ねて決められるのが一番良いと思いますよ!
初コメントすみません
いま8Vのsl2を使っています。
ツバサさんはグリップを何重巻きぐらいにしてますか?
基本的に1重巻きですね!
1重巻きを太めに重ねるって感じですか?
まさにそんな感じですね!
私は4ヶ月ほど前にラケットをジストTーZEROに変えました。それまではFレーザー7Vなどを使っていて、変えた当初はかなり硬くてボールが飛ばなかったです。今ではかなりうまく使えてラリーなとでしまったボールを打てるようになってきています。前までなかなか柔らかめのラケットを使っていて無理やり硬いのに挑戦してみて変えたのですがこのままでいいのかなと思っているところもあります。自分に合ったラケットなのかな?ところも思ったりしています。今後のことも考えてラケットは変えるべきでしょうか?文章力なくてすいませんm(_ _)m
そこまで考え込むことはないと思いますよ!
締まったボールを打てているのであればそのままでいいと思いますし、逆に硬いラケットが合わないと思ったら柔らかいものに変えてもいいと思います。
結局は自分が一番使いやすいものを選ぶのが一番です!
そうですか!ありがとうございます!
ちょっと考えすぎてたっぽいです。
返信ありがとうございます!