皆さんはサーブやスマッシュを打つとき、どのグリップで握っていますか?
多くの方が3つのグリップに分かれると思います。
1つ目はストロークと同じ「ウエスタングリップ」
2つ目はウエスタングリップから45度ずらした「セミイースタングリップ」
3つ目はセミイースタングリップからさらに45度ずらした「イースタングリップ」(包丁持ち)
※本当は2つ目を「イースタングリップ」、3つ目を「コンチネンタルグリップ」と呼びますが、ソフトテニス界では前者の呼び方が主流となっているので、本記事ではそのように表記します。
今回はこの3つのグリップの中で、サーブとスマッシュに最も適したグリップについて紹介していきたいと思います!
サーブとスマッシュに適したグリップとは?
ソフトテニスの指導書はたくさんありますが、グリップについて書いてある内容はバラバラです。
セミイースタングリップがいい、イースタングリップがいい、打ちやすいグリップが1番いい、などなど…。
しかし人間の身体の構造上、サーブとスマッシュに適したグリップは間違いなく決まっています。
それは「イースタングリップ」なんです。(正しくはコンチネンタルグリップ)
イースタングリップがサーブとスマッシュに適している理由とは?
イースタングリップがサーブとスマッシュに適している1番の理由は「腕のねじりを最大限に活かせる」ということです。
こちらの記事に詳しく書いてありますが、イースタングリップは腕のねじりを180度も使うことができます。
うちわで扇ぐようなこの動作を回内といい、内旋という動作と組み合わせることで、サーブやスマッシュのスイングは生まれています。
(詳しく学びたい方は「テニス サーブ 回内 内旋」で検索してみてくださいね)
そして腕のねじりを最大限に活かすことで、インパクト直前にスイングスピードが一気に加速されます。
そのため軽くスイングしても、打球のスピードが大幅に速くなるんです。
ちなみにウエスタングリップやセミイースタングリップだとこの動作はできないため、スピードが出ないのはもちろん、手首への負担が大きく怪我をするリスクもあります…。
どうしてもイースタングリップに変えたくない!という方、くれぐれも怪我だけはしないように気を付けてくださいね。
イースタングリップで打つことによるメリット
イースタングリップで打つことによるメリットは他にもたくさんあり、
⑴軽いスイングで打球のスピードが速くなる。
⑵自然なドライブ回転がかかる。
⑶深いロブに対してのスマッシュが打ちやすい。
⑷同じフォームでコースの打ち分けができる。
⑸身体、腕、手首の捻りの力を最大限に活かせる。
などが挙げられます。
しかしいきなりイースタングリップでサーブやスマッシュを打とうとすると、スライス回転がかかってしまう方がほとんどだと思います。
そういった方はこちらの記事を見て身体の使い方を覚えてくださいね!
まとめ
今回の内容をまとめると、
①サーブとスマッシュに適したグリップはイースタングリップ(正しくはコンチネンタルグリップ)。
②その理由は腕のねじりを最大限(180度)活かせるから。
③腕のねじりの可動域を最大限に活かすことで、インパクト直前にスイングスピードが一気に加速される。
⑴軽いスイングで打球のスピードが速くなる。
⑵自然なドライブ回転がかかる。
⑶深いロブに対してのスマッシュが打ちやすい。
⑷同じフォームでコースの打ち分けができる。
⑸腕のねじりの力を最大限に活かせる。
といった感じですね!
今までサーブやスマッシュを他のグリップで打っていた方、より高いレベルを目指すのであれば明日からでもイースタングリップに切り替えるべきです。
最初は難しいかもしれませんが、サーブとスマッシュを武器にするためにも絶対に習得してくださいね!
最後までありがとうございました。
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ツバサでした!