現在スポーツ界で話題の「4スタンス理論」をご存知ですか?
数年前に廣戸聡一さんという方が提唱した、スタンスに関する理論なのですが、ソフトテニス界ではまだあまり知られていませんよね。
ゴルフや野球などを中心に、様々なスポーツに取り入れられている4スタンス理論。
世界のトッププロ達も参考にするほど効果的な理論なんです。
ソフトテニス界でもぜひ広めていくべきものだと思うので、
4スタンス理論とは?
4つのタイプについて
4スタンス理論の分類法
ソフトテニスに生かすには?
今回は以上の内容についてじっくりと紹介していきます!
4スタンス理論とは?
まず4スタンス理論とは、
「人の身体特性を4種類に分類する理論」のことです。
人にはそれぞれ生まれつき決まった身体特性があり「立つ・座る・歩く・つかむ」などの単純な動作でも、タイプによって身体の使い方が異なるそうです。
ソフトテニス界のトップ選手でも、いろいろな打ち方の選手が存在していますよね?
逆に「この2人打ち方似すぎ…」と思ったこともあるはず。
このように様々なフォームの選手が活躍できたり、逆にフォームが似てきたりするのも、この4タイプが関係しているんです。
つまり4スタンス理論を学び、自分のタイプを知ることで…
「自分に合ったフォームや身体の使い方を探すことができる!」ということです。
4つのタイプについて
まず4スタンス理論では、重心をかける位置によって4つのタイプに分けられます。
A2タイプ = つま先の外側がバランスの中心
B1タイプ = かかとの内側がバランスの中心
B2タイプ = かかとの外側がバランスの中心
といった感じです。さらに分類すると、
A1タイプ、B2タイプは「クロスタイプ」で、体の軸が右肩と左腰、左肩と右腰と対角に走っています。
A2タイプ、B1タイプは「パラレルタイプ」で、体の軸が縦に真っ直ぐ平行に走っています。
タイプ別の特性が気になるところだとは思いますが、その前に4つのタイプの分類法を紹介するので、実際に皆さんも試してみてください!
4つのタイプの分類法
4スタンス理論のタイプを分類する際には、
A or B → 1 or 2
の順番に分類していきます。
【A or B】の分類法
つま先立ちチェック
壁に向かってまっすぐ立ち、つま先とおでこを壁にくっつけます。
この状態からスムーズに背伸び(つま先立ち)ができたらAタイプ、できない場合はBタイプとなります。
Bタイプの場合は身動きが取れないような状態になるかと思います。
ちなみに私は完全なBタイプなので、ピクリとも動くことができなかったです…笑
【1 or 2】の分類法
ねじりチェック
肩幅よりも少しせまい足幅でまっすぐ立ちます。
まず足の内側に体重をかけて(外側を浮かす感じで)ゆっくり上半身をねじります。
次に足の外側に体重をかけて(内側を浮かす感じで)ゆっくり上半身をねじります。
このとき内側に体重をかけたほうがねじりやすい場合は1タイプ、外側に体重をかけたほうがねじりやすい場合は2タイプとなります。
ちなみに私は1タイプでしたので、これでB1タイプということがわかりました。
つまり、かかとの内側がバランスの中心ということですね!
皆さんも自分が「A1・A2・B1・B2」のうち、どのタイプか分かったと思います。
(いまいちハッキリ分からなかった方は “4スタンス理論 分類法” と検索して他の方法も試してみてください)
ソフトテニスに生かすには?
では4つのタイプが分かったところで、タイプ別のフォームや身体の使い方について書いていきたいのですが……
すいません、もう少し待ってください…。
私が4スタンス理論についてまだまだ知識不足だからです。
なぜなら現在、4スタンス理論をソフトテニスに生かす方法を書いた書籍や指導書は存在せず、あったとしても硬式テニスのみ…。
そのため確実な情報を手に入れることが難しいんです。
多くの読者に読んでもらっている前衛ドットコムで、確証のない適当な情報を発信するわけにはいかないので、もうしばらくお待ちください…!
しかし!
4スタンス理論を確実に生かす方法がひとつだけあります。
それは「自分と同じタイプの上手い選手を見つけ、その選手を参考にする」という方法です。
例えばB1タイプの私の場合は、全国上位で活躍しているB1タイプの選手を見つけ、その選手のフォームや身体の使い方を参考にするということです。
ここですでに自分の理想とする選手が存在し、その選手のフォームを真似している!という方。
もしその選手があなたと違うタイプだった場合…
あなたの成長を邪魔している可能性があります!
なぜなら最初に言いましたが、人にはそれぞれ生まれつき決まった身体特性があり「立つ・座る・歩く・つかむ」などの単純な動作でも、タイプによって身体の使い方が異なるからです。
理想の選手にとっては効率的な身体の使い方でも、あなたにとってはそうでない場合もあるんです。
そのためトップレベルで戦う選手のフォームを真似する場合は、好きな選手を真似するのではなく、自分と同じタイプの選手のフォームを真似した方が、よりスムーズに成長することができるということです。
自分のタイプを知り、同じタイプのトップ選手のフォームや身体の使い方を参考にする。
現段階では4スタンス理論を確実に生かすことのできる方法はこれしか紹介できませんが、今後も新しい情報が入り次第どんどん発信していくので、楽しみに待っていてくださいね!
独学でもいいから4スタンス理論について学びたい方は、こちらの書籍がオススメらしいです!
最後までありがとうございました。
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ツバサでした!