・得点をとれば激しくガッツポーズ
・ミスをすれば頭を抱え込んで悩む
身近にこんな選手はいませんか?
もちろん応援や雰囲気のことを考えて、自分の気持ちを表現することは大切です。
ガッツポーズで気分が乗ってくる選手もいますし、ミスをしたときに落ち込んでしまう気持ちもよくわかります。
しかし、この記事で書いた通り、前衛はコートの中で最も冷静でいなければなりません。
つまり前衛は「冷静でいながら感情を表現する」役者になりきる必要があるということです。
そこで今回は前衛に必要な演技力について紹介していきたいと思います!
前衛に必要な演技力とは?
「冷静でいながら感情を表現する」
こう聞くと難しい感じがするかもしれませんが、考えすぎることはありません。
・得点をとったときのガッツポーズ
・ミスした後の落ち込む仕草
これらを全て演技として表現すればいいんです。
例えば得点をとった後、ガッツポーズをして喜びますよね?
しかしそのガッツポーズは、自分のペアや応援の選手などチーム全体の士気を上げるため、そして流れを引き寄せるため意図的に行うんです。
なぜなら頭の中では「今の得点を生かして次にどうプレーするか」を考える必要があるからです。
前衛は試合中に頭を休めているヒマなんてありません。
ガッツポーズをして喜びながらも相手を観察し、心理状態を読んで次のプレーに生かすんです。
この地道な積み重ねが試合の後半に必ず生きてきますからね。
そしてミスをした後も同じです。
ミスをした後の落ち込む仕草も、演技として表現するということですね。
例えばポーチボレーに出て、パッシングで抜かれたとします。
その直後、相手後衛には素直に「やられた…。」と落ち込んだ姿を見せておき、次のポイントが始まった瞬間、しれっとした顔でポーチボレーに出てみましょう。
大抵の後衛は(抜かれて落ち込んでるから次は出てこないだろう)と本能的に思い込むため、高確率でボレーを決めることができます。
つまり失点して落ち込んでいる姿を演じて相手に見せることで、次のポイントで得点が取りやすい状況をつくるということです。
意図的に演技することで心から落ち込むことがなくなり、失点した後もポジティブな気持ちで次のプレーに臨むことができるため一石二鳥ですよね。
演技とはいえ自分の後衛には落ち込んでいる姿は見せるべきではないので、難しいですが相手に向けてのみ落ち込んでいる演技を見せるようにしましょう!
まとめ
今回の内容をまとめると、
①前衛は「冷静でいながら感情を表現する」役者になりきる必要がある。
②そのため得点をとったときのガッツポーズや、ミスした後の落ち込む仕草を、全て演技として表現する。
③なぜなら頭の中では「今の得点を生かして次にどうプレーするか」を考える必要があるから。
といった感じですね!
自分の感情をそのまま表現できないのはキツいですが、勝ちにこだわるならばここまで徹底するべきです。
相手はもちろん、味方や観客まで騙せるような演技力を身に付けましょう!
最後までありがとうございました。
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ツバサでした!