前衛最大の得点源であるボレー。
重要なプレーであるにも関わらず、苦手なままにしている前衛の方も少なくありません。
・ボレーしてもチップばかり…
・当たっても弾くことができない…
・なぜ苦手なのかわからない…
このようにボレーに関する悩みは様々ですが、その原因は実は単純なものなんです。
そこで今回はボレーが苦手な前衛の特徴と、克服するための練習法を紹介していきたいと思います!
ボレーが苦手な前衛の特徴とは?
まずボレーが苦手な選手を見ていて共通する1番の特徴は「余裕がない」ということです。
バタバタしていてラケットの動きも大きく、それなのにボレーは全然弾けていない…。
逆にボレーが上手な選手は、とても余裕があるのにも関わらず「パーン!」と小さな動作で深くまで弾いていますよね?
ではボレーに余裕がない選手は、具体的にどうすればいいのか?
余裕のあるボレーを打つためには?
どんなショットでもそうですが、ボールを打つ前には準備が必要です。
ボレーでいう準備とは「ラケットを引く」という動作ですね。
そしてボレーが得意な余裕のある選手とそうでない選手とでは、この準備の段階に大きな差があるんです。
次の数字は相手後衛がボールを打ってから(①)、前衛がボレーするまで(⑦)の過程です。
②~⑥はボールが飛んできている時間を指します。
まず余裕のない選手のボレーのイメージです。
①相手後衛インパクト
②-
③-
④-
⑤-
⑥一気にラケットを引く
⑦ボレー(インパクト)
次に余裕のある選手のボレーのイメージです。
①相手後衛インパクト
②ラケットを引く20%
③ラケットを引く40%
④ラケットを引く60%
⑤ラケットを引く80%
⑥ラケットを引く100%
⑦ボレー(インパクト)
少し大げさな表現かもしれませんが、言いたいことはわかりますよね?
ボレーに余裕のない選手は、ボールが手元に来てから一気にラケットを引いてボレーしているため、ラケットがぶれて面が安定せず、なによりミスが多くなります。
逆にボレーに余裕のある選手は、ボールが向かってくるペースに合わせて徐々にラケットを引いているため遅れることはなく、また面も安定するためミスは少ないです。
さらに広範囲のボールに対応することもできますね!
このラケットの引き方が難しい…という方は、以下の練習方法を試してみてください!
⑴普段の正面ボレーと同じようにラケットを構える。
⑵球出しのインパクトと同時に、向かってくるボールに合わせて徐々にラケットを引く。
⑶ラケットが顔の目の前にきたところで、ボレーはせずにそのままボールを止める。
⑷ボールに合わせてラケットを引く動作に慣れてきたら、ボールがふところに入ってきた瞬間ラケットを前に押し出しながら、グリップをギュッと握り込む。
この練習を続けることで、余裕のある弾くボレーができるようになるはずです!
まとめ
今回の内容をまとめると、
①ボレーが苦手な選手に共通する特徴は「余裕がない」ということ。
②余裕のあるボレーを打つためにはボールに合わせて「徐々にラケットを引く」ことが重要。
といった感じですね!
今回はラケットの引き方について書きましたが、もちろんボレーは下半身も重要ですので、こちらの記事も参考にしてください!
最後までありがとうございました。
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ツバサでした!