ボールに対する「反応速度」は、前衛にとって重要な能力のひとつです。
レベルの高い試合になればなるほど、反応の良し悪しは勝敗に大きく関わってくるからです。
そして反応速度はもともとの能力だと思っている方も多いですが、そんなことはなく、技術と同じように練習で鍛えることができます。
そこで今回は前衛の反応速度を鍛える練習法を紹介していきたいと思います!
反応速度を鍛えるには?
まず反応速度を上げるためには、
・反射神経
・予測
この2つを同時に鍛える必要があります!
反応速度を鍛える「ボレーボレー」
そしてこの2つを最も簡単に鍛えることができるのが、皆さんご存知「ボレーボレー」です。
しかし普通にボレーボレーをするだけで、反応速度が高まるわけではありません。
2つのポイントを意識することで、最大の効果を得ることができます!
反応速度を鍛えるボレーボレーのポイント
⑴ネットに詰めながら行う
ボレーするときは、どちらかの足を1歩前に出しますよね。
そして普通のボレーボレーの場合、その出した足を後ろに戻し、定位置で構えると思います。
しかし反応速度を鍛えるボレーボレーを行うときは、逆に後ろ足を前に出して構えてください。
つまりお互いがボレーするたびに、1歩ずつ距離が縮まっていくということです!
⑵勝負の意識で行う
ウォーミングアップで行うボレーボレーは、長く続ける意識で練習することが多いです。
しかし反応速度を鍛えるボレーボレーでは、お互い本気で決めにいく意識で行ってください。
相手の打ちづらいコースに、速いボレーで攻めてしまって構いません。
両者が前に出ながら、さらに本気で決めにいくボレーボレー。
これを続けるためには「予測」と「反射」が必要不可欠となってくるので、自然と反応速度は高まります。
さらにもう1つ、この練習には大きな意味があります。
それは「速いボールに対して受け身ではなく、攻めの意識でボレーする」ということを身体で覚えられるということです。
こちらの記事でも書きましたが、守りの意識でボールを待つのと、攻めの意識でボールを迎えにいくのとでは、ボレーの質が大きく変わってきます。
この攻めの意識を身体で覚えるのは意外と難しいので、こういった練習で自然と身に付ける必要があるんです!
まとめ
今回の内容をまとめると、
①反応速度を上げるためには「反射神経」と「予測」を同時に鍛える必要がある。
②両者がネットに詰めながら、さらに本気で決めにいくボレーボレーを行うことで、自然と反応速度を鍛えることができる。
③このボレーボレーを行うことで「速いボールに対して受け身ではなく、攻めの意識でボレーする」ということを身体で覚えることもできる。
といった感じですね!
反応速度は前衛にとって本当に重要な能力です。
今回紹介したボレーボレーは、簡単かつ楽しく行うことができると思うので、ぜひ練習に取り入れてみてくださいね!
ボレーボレーに関する記事はこちらからご覧ください。
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ツバサでした!