ソフトテニス 前衛の皆さん。こんにちは!ツバサです!
今回はタイトルの通り、インドア練習、つまり体育館練習の効果についてお話しします。
そろそろ寒くなってきましたし、インドア練習に取り組み始める学校も多いのではないでしょうか?
大会もインドア中心になってきますしね。
このように、寒い… 大会がインドアだから…という理由で秋から冬にかけてしか行われないインドア練習ですが、本来ならもっと取り入れるべきなんです。
なぜか?
それはインドア練習をすることで技術が飛躍的に向上するからです。
そして今日はインドア練習をすることでなぜ技術が向上するのか、その理由について詳しく説明していきます!
インドア練習で技術が伸びる理由
インドア練習で技術が伸びる理由は色々ありますが、結局は全てインドアの1つの特徴のおかげなんです。
それは「バウンド時ボールが一瞬止まり、その後高く弾む」これが外とインドアの最も大きな違いであり、インドア練習で技術が伸びる1番の要因です。
これによって、どんな効果をもたらすのか、後衛・前衛に分けて順にお話ししていきます。
まずは後衛。
バウンド時にボールが一瞬止まることにより、打つ直前に一瞬の「間」が出来ます。
さらに外に比べてボールが高く弾むため、打点の選択肢も増えます。
そのため自分の手元で球種を選ぶ時間が嫌でも多くとれるようになりその結果、自然と「ふところ」が広くなるんです。(ふところとは、ボールを打つことが出来る打点の範囲のこと。)
ふところが広くなると自分の理想の打点で打てる回数が増え、すると必然的にレベルの高いラリーが続くようになります。
そしてラリーが続くようになると、後衛は自分のリズムやコース展開の仕方など、テニスを身体で覚えることが出来るんです。ロブで相手にボールを1本預けるといった、外ではあまりやらないようなラリー中の駆け引きも覚えることが出来ます。
単純に高い打点でのショットを打つ回数が増えるため、基本の打点が高くなるのもメリットですね。
このようにいいこと尽くめのインドア練習なのですが、インドアのバウンドのタイミングに完全に慣れてしまうと、外での試合の際テンポについていけなくなってしまうので要注意です。
外での練習とインドア練習を上手い具合に取り入れながら行いましょう!
次に前衛。
前衛も技術の面では後衛と同じで、ふところが広くなります。
しかしそれよりも前衛は、ラリー中の相手後衛との「駆け引き」が飛躍的に上手くなります。
先ほど後衛のところで「打つ直前に一瞬の間ができる」と話しましたが、これは相手後衛のボールをとろうとしている前衛にとっても同じです。
つまり外よりも駆け引きの時間、相手を見ることの出来る時間が長くなるということです。
たかが一瞬といえども、ボールを打とうとする後衛、そのボールをどうにかとってやろうと狙っている前衛にとっては非常に長く感じる一瞬ですよね?
その一瞬の「間」の駆け引きが、前衛を大きく成長させるんです。
些細なフェイントや「自分を見せる」動作が丁寧に行えますし、さらに相手のスイングの些細な特徴や癖を見抜いてから動き出してもインドアでは間に合うことが多いため、無意識的により相手を観察しようとし、その結果駆け引きが上達します。
さらにインドアは後衛のラリーがよく続くため、駆け引きの場面が何度も生まれるのも上達の理由です。前衛の上達のためにはラリーを続けることの出来る後衛の存在が必要不可欠ですからね。
冬のインドア練習を終えたあとの前衛が、外でもボールに触ることが出来る回数が格段に増えるのはこれらの理由のおかげなんです。
前衛も後衛と同じで、インドアのテンポに完全に慣れてしまわないよう、適度に外での練習も織り交ぜながら行いましょう!
今までインドアでテニスをしたことがない方、まだまだ伸びしろがたくさんあるということです!
是非体育館での練習も取り入れてみてくださいね!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!
この記事が参考になった!という方、もしいらっしゃったら下のツイートのボタンからツイート、もしくはリツイートして広めてもらえると励みになります!
ではまた明日!ツバサでした!!
関連記事は下からどうぞ!!