前衛レシーブの中で、最も多彩な攻撃のバリエーションを持つのがツイストです。
ツイストを自由自在に打てるようになると、得点が欲しいここぞという場面で、後衛に頼らず1人で簡単に点を取ることができます。
後衛の調子が悪いときや、相手前衛との相性が合わないときに、1人で1点取れる前衛は魅力的ですよね。
そこで今回は前衛最大の武器「ツイスト」の使い方を紹介していきたいと思います!
前衛最大の武器「ツイスト」の使い方
ツイストを打つべき相手とコース
まずツイストは基本的に、相手の前衛には打たないようにしましょう。
よっぽど走るのが遅い相手でない限り、1発で決まることは少ないため、わざわざノーリスクでネットにつかしてしまうのは損です。
そのため後衛サーブのレシーブでは逆クロスに、前衛サーブの場合はストレートもしくは後衛寄りのセンターに、ツイストは打つようにしましょう!
ツイストの種類と攻撃パターン
ツイストは実は2種類あり、どちらを使うかは重視すべきポイントによって変わってきます。
◯相手にバレること前提で、とにかく低くて短い球を打つパターン。
◯多少深くなってしまうことを前提に、とにかくバレないフォームで相手の不意を突くことを目的として打つパターン。
もちろんバレないフォームで低くて短い球を打つのが理想ですが、ネットにかかってしまう可能性が高いため、基本的にはどちらかに絞るのがいいでしょう。
またツイストの使い方ですが、1発で決めることを目的に打つのではありません。
相手後衛を前に出して陣形を崩した後、次のボールでポイントを取ることが、本来のツイストの目的なんです。
後衛が前に出てきたら、まず相手がツイストを拾うボールを駆け引きして仕留めにいきます。
読みが外れ自分の後衛にボールが通ってしまった場合も、
・前に出てきた後衛にアタックを打つ
・下がった前衛にストローク勝負をしかける
・2人の間を攻める
などなど、攻撃のバリエーションはいくつもありますからね!
またツイストは連続して何度も打つことで生まれるメリットもあるんです。
相手に(またツイストがくるかも)と思わせることで、相手の意識を前へと移すことができるのです。
そうすると普通の深いだけのレシーブでも、相手の意識の外側にあるショットになるため、有効打になる確率が高いですよね?
そのためツイストは1試合に1本までと決めつけず、使える場面があれば積極的に打っていきましょう。
まとめ
①ツイストは基本的に相手の前衛には打たない。
②後衛サーブのレシーブでは逆クロスに、前衛サーブの場合はストレートもしくは後衛寄りのセンターに、ツイストは打つ
③相手にバレること前提で、とにかく低くて短い球を打つパターンと、多少深くなってしまうことを前提に、とにかくバレないフォームで相手の不意を突くことを目的として打つパターンを使い分ける。
④相手後衛を前に出して陣形を崩した後、次のボールでポイントを取ることが、本来のツイストの目的。
⑤ツイストは連続して何度も打つことで、相手の意識を前へと移すことができる。
といった感じですね!
私はインターハイや国際試合でも、これでもかというくらいツイストを多用してきました(笑)
普通に戦っても勝てない相手と試合をする場合にはなおさら使えますからね!
皆さんもぜひツイストをマスターして、ここぞという場面で「1人で1本」とれる前衛を目指してみてくださいね!
ツイストの打ち方についての記事はこちらからご覧ください。
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ツバサでした!